飲食事業を営む田中フードを率いる田中さん。地域の経営者の集まりに出ても女性は自分ひとり、ということが少なくなく、「女性だから」と一段下に見られているように感じる場面に何度も直面してきました。経営の悩みを正面から議論できる相手がなかなか見つからず、孤独を感じていたといいます。
同友会の例会に参加して印象的だったのは、性別や業種、企業規模に関係なく、経営者同士が対等に本音で議論する空気でした。自社の課題を持ち寄り、互いに遠慮なく意見をぶつけ合う中で、田中さんは経営者としての視野を大きく広げていきました。
メニュー開発や人材育成、店舗運営の仕組みづくりについて学びを実践に移し、現場のスタッフが働きやすい環境を整備。今では女性経営者の後輩からも相談を受ける立場になり、「ここでは経営者として正面から向き合ってもらえる。それが何より心強い」と語ります。