長くフリーランスのデザイナーとして活動してきた渡辺さん。仕事の幅が広がり、スタッフを雇って法人化に踏み切ろうとした矢先、雇用や社会保険、資金繰りといった「組織を持つこと」の不安が一気に押し寄せてきました。周囲に同じ道を歩んだ相談相手がおらず、一歩を踏み出せない時期が続いたといいます。
同友会の例会で、同じように個人事業から法人化を経験した経営者たちと出会い、リアルな失敗談や乗り越え方を聞けたことが大きな後押しになりました。「不安なのは自分だけではない」と思えたことで、前に進む決心がついたそうです。
法人化後は、経営指針づくりやスタッフとの関わり方を学び、属人的だった仕事を組織として回せる体制づくりを進めています。「フリーランスからの法人化、その不安を共有できる仲間がいてくれたから踏み出せた」と渡辺さんは振り返ります。